孫正義マインドを持った会長の元で働ける喜び - ヤフー株式会社 元COO 喜多埜 裕明

プロラボホールディングス特別顧問(IT担当)

喜多埜 裕明 / Hiroaki Kitano

プロフィール

ヤフー株式会社 元COO
早稲田大学教育学部卒業
インターネットビジネスの将来性を感じて国内最大のポータルサイトを運営するヤフー株式会社へ入社、翌年には経営企画部長。その後ブロードバンド、ショッピング事業などの陣頭指揮を務め、平成17年4月取締役最高執行責任者COOに就任。その後ソフトバンクモバイル株式会社に転じ、常務執行役員を務めるなど、日本を代表する情報通信事業のグループにて取締役を歴任。

孫正義マインドを持った会長の元で働ける喜び

私はヤフー株式会社(以下「ヤフー」)の立ち上げ当初から務めて様々な役職を経た後、取締役最高執行責任者を務めさせていただきました。
ヤフーは立ち上げ当初は情報を伝えたいだけのサービスで、検索やニュース、天気予報という最小限の要素のみで構成されていました。そこから動画、更には暮らしにまつわる不動産の情報、求人、オークションやネットショッピングなども始めていき、様々な使い方に広がっていきました。

プロラボは美容に興味のある女性に向けた製品、更には健康という観点においては、老若男女誰にでも影響がある製品を扱っています。
ヤフーが情報を得たい人を助けているように、プロラボは美容に興味のある人や健康を改善したい人を助けている。その点ではヤフーとプロラボは一緒なのだと思います。
インターネットはご存じの通り、ビジネスをしたいと思えば今すぐにでも始められます。最近ではWebページは無料で作ることができますし、ワンクリックで広告も打つことができます。参入への障壁は非常に低い。

それに比べて、「美容」はインターネットより参入への障壁が高いとはいえ、美容に関するビジネス、いわゆるエステサロン、ヘアサロン、サプリの販売、化粧品の販売など、有象無象の個人から大手企業まで非常に多く存在しているマーケットです。
その中で1つのブランドとして立ち位置を確立していくことが最も重要ですが、プロラボのブランド力とインナービューティ事業はその中でも飛び抜けていると考えています。

1つ目のブランド力については、プロダクトのパッケージやボトルデザインなど1つ1つにブランド訴求力が含まれており、一目見るだけでプロラボの製品なのだとわかるように設計されています。

2つ目のインナービューティは、「美容」と聞くとつい外面の美容を思い描いてしまいますが、真に美しくなるためには内面から美しくなることが重要だとプロラボは考えています。

だからこそインナービューティを謳って商品開発、商品展開をしている。これが、他の有象無象の美容系企業と差別化されているポイントです。
そのような製品を世に提供できるのは佐々木会長を始め、プロラボのDNAを受け継いだ社員の方々がいるからこそです。

私はヤフー時代に孫正義さんの下で働いていましたが、佐々木会長と孫さんは、役職隔たりなく様々な人の意見を聞いて決断するという点で非常に似ていると感じます。一般社員であっても自分の意見を言い合えたり、違うと思ったことに違うと言えるような関係性が築けています。それが伸びる会社の特長だと私は考えています。ヤフーは最初20人から始まり、今では8000人の会社にまで成長しました。現在の事業や社内の雰囲気、ユーザーからの評判など、様々な観点からプロラボも同じように大きく成長していく会社だと実感しています。その成長性を見込んでIT担当顧問として関わらせて頂いているということもありますが。(笑)期待しています。

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