「何をやるかより、誰とやるかを大事にしたい」佐々木会長と叶えたシンガポールの夢

大企業での生活より優先したのは

「今、こんなことは滅多にないぞ!」というくらい盛り上がっている。これまでも仕事が楽しくて、エキサイティングな日々を送らせてもらってきたけど、今は特に楽しい。その話をしたいけど、その話をする前に少し自分のやってきた道のりの話を先にしたいと思う。

僕は大学を中退して働き出した。20歳で学生結婚して、21歳で子どもができた。学校に通っているよりも家族のために働きたいと思い、大手飲食チェーンで働き始めた。

6年間勤めたが、ハードに働いていたからか、乱れた食生活のせいか、身体を壊して、仕事を休まなければいけなくなった。身体は休んで回復したが、人生の過ぎ去った時間はもう戻ってこない。自分の人生のことを考えたら転職して違うフィールドで挑戦してみたいという思いが沸いてきた。

「もっと自分の意思決定でどんどん大きなことに挑戦していける環境に身を置きたい」と思いベンチャー企業への転職に興味が湧いた。「なんで大企業を辞めるの?」と親はとても心配した。何度も言われ迷いが少し湧いた。

しかし、プロラボの佐々木会長と出会って、悩みは吹き飛んだ。佐々木は失敗だらけの人だった。事業が思い通りにならず会社が傾き倒産寸前にまで行ったという失敗談を笑いながら語った。成功談を語る経営者が多い中、ここまで失敗を経験し受け止め、それをオープンにしている人ならきっとこの先また困難があっても大丈夫じゃないかとむしろ安心した。

そして、佐々木は子どもが夢を語るように「100年続く会社をつくりたい」と言っていた。事業内容というよりは佐々木広行という男の夢を聞いて自分もワクワクした。

夢が叶うと信じられる場所

入社して、営業を経験し、パソコンが強いという理由で顧客情報管理などシステム化の仕事を担当し、プロラボが講習会をやるようになったことで、セミナー講師をすることにもなった。全国をまわり講師を行うが、日本中のあらゆるところへ行き、お客様から「先生、先生」と言ってもらうようになるなんて入社前は想像していなかった。

やりたい仕事があれば、口を出して、前のめりに手を挙げる。「じゃあ、お願い」ってなるので、本当に手を挙げたもの勝ちだと思う。そう思うようになったのは、入社1ヶ月の頃の体験があるからだと思う。

 

大阪での大きな展示会。初めての参加。朝3時に車に乗り込み、東名自動車道で大阪を目指す。運転席には佐々木会長。時間はたっぷりあるので、色んなことを話すことができた。パーキングエリアでは佐々木会長の奥さまが作ってくれたおにぎりを食べた。

アメリカの高校に通っていたので「いつか英語を使う仕事をしてみたい」と話した自分に佐々木は「いつかシンガポールの支社を作って、そこでシンガポールの夜景をみながら、『ついにここまできたな』と話す時がくるかもな」と笑って話してくれた。

そして、今年シンガポールの高級ホテルマリーナベイサンズの屋上で夜景を見ながら、本当にその言葉を交わすことができた。あの日みた夢は今は現実で、今の見る夢もいつか現実になる。そう信じられる。

最高にエキサイティングな海外事業

だから、自分はプロラボで働いているという意識よりも、佐々木広行の下で、働いているという意識が強い。もし、事業内容が変わったとしても自分は佐々木についていきたい。

今は海外事業の責任者として、佐々木と頻繁に海外へ飛び回っている。コチラから売り込んでいるというよりは、海外から「プロラボの商品を扱いたい」と次々と引き合いがきている。それも国を代表するような大企業から。海外での刺激は最高にエキサイティングだし、佐々木と二人で徹底的に語り合えるのは本当にありがたいことだと思う。

海外事業としては、これまでに13カ国に訪問し、既に4カ国での立ち上げを経験した。300店舗以上ある中国の国営企業や、80店舗あるシンガポールのNo.1エステがパートナー。事業の組み立てをゼロから一緒に創り上げていくのはおもしろすぎる。本当に毎日ワクワク仕事をさせてもらっている。

海外事業はチャンスしかないから、もっとみんな手を挙げて来たら良いのにと思う。何をやるかはもちろん大事だけど、誰とやるのかの方が大事だと思う。自分は佐々木広行という男と働けることを幸せに思うし、熱い志を持って飛び込んできてくれる仲間がいたら最高だと思う。まぁ、好き勝手言わせてもらうとね。

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