あらゆる業務を経験できるフィールドで、自分の可能性を広げてくれる。

Case 03

築茂 翔

事業創造部 マネージャー

2018年入社

築茂 翔

経営企画室から事業創造部へ。
気がつけば、苦手が得意に。

2018年中途採用で入社。前職は広告会社でコピーライターをしていました。職人気質でひとりコツコツ仕事することが得意だったはずが、気がつけばプロジェクトリーダーを担当。プロラボホールディングスの経営企画室に配属された後、グループ企業のサンナレッジへ。サンナレッジでは事業創造部において新事業の立ち上げるマネージャーとして活躍。

美容の知識も経験もなかったが、広報を希望してプロラボホールディングスに応募。

正直言うと、入社するまで美容にはあまり興味がなかったですね。「インナービューティ」も何のことやらさっぱりという感じでした(笑)

プロラボホールディングスを受けた動機は、広報職に興味があったからという単純な理由から。前職ではコピーライターをしていたのですが、ある時から達成感が感じられなくなってしまって。消化不良みたいな感じで、毎日モヤモヤしていました。そこで、30歳になったのを機に、新しいことにチャレンジしよう!と思い立って退職。その後の就活で知ったのがプロラボホールディングスでした。

面接に際して本来佐々木会長は行う予定はなかったのですが、僕がコピーライターだと知った会長がわざわざ顔を出してくれたのだと、後から知りました。コピーライターの経験のある会長ですから、僕をご自身の若い頃に重ね合わせたのかもしれませんね。

「プロラボをプロデュースしてみないか」と会長の一言。
その言葉に惹かれて入社を決意しました。

面接で「美容・健康業界での企画に興味はないの?」と聞かれました。その場では「興味あります」と答える僕がいました。その答えが正解だったのかどうかわかりませんが、美容関連の知識も経験もまったくなかったにも関わらず、次回選考の通知をいただいたのです。最終面接で再び会長とお会いしたのですが、この時に「プロラボをプロデュースしてみないか?新しい事業を立ち上げる予定だ」と。その言葉に惹かれて無性にワクワクしたため、入社を決めました。

配属は経営企画室の企画担当。今までとは違う、成長できる環境を用意してくれました。これまで、どちらかというとチームで進める仕事よりも、ひとりコツコツ仕事をする方が好きでした。ですが、経営企画室ともなるとコミュニケーション力が問われます。僕のプロラボホールディングスにおける課題は、苦手を克服することでしたね。

最初に与えられたミッションは「グランプロクリニック銀座」を立ち上げること。

経営企画室のスタッフとして最初に与えられたミッションは、間もなく開業する「グランプロクリニック銀座」を立ち上げ、軌道に乗せること。僕がプロラボホールディングスに入社したのは2018年9月。グランプロクリニック銀座の開業は11月。わずか3ヶ月しかありません。具体的な業務は主にセールスプロモーションのディレクション。限られた時間の中で、最大の効果を出さなければなりません。入社早々から、スケジュールや数字、販促物、WEBサイト作成などの実務に追われ、あっという間の3ヶ月でした。その後、クリニックの立ち上げ準備の他にも、経営企画室の仕事として新製品である美容機器「GROTTY PRO(グロッティプロ)」のプロモーションを担当したことも記憶に残っています。

その中で特に大変だったのは、クリニック開業一周年記念のイベント。なんとこのイベントの責任者として僕が任命を受けたのでした。

周年イベントを通して苦手に立ち向かい、成長を実感することができた。

グランプロクリニック銀座の一周年記念イベントのプロデュース。会長と企画を検討しました。もちろん実務では、大勢のメンバーと連携しますし、クリニックのドクターや理事長、事務長との連携も必須です。以前の僕はチームづくりがあまり得意ではなく、なかでも「報・連・相」を後回しにしてしまい、以前に働いていた会社では、コミュニケーションが不十分だと叱られることも多かったですね。

もちろん、そのイベントだけで苦手を克服した訳ではありませんが、当時はただただ成功させるためだけに全力を尽くすのが与えられたミッションだったので、ガムシャラに突っ走っていたと思います。具体的には、台本の作成や人員の配置、制作物の準備、スケジュール管理などなど。

一周年イベントを通して、さまざまなメンバーにサポートしてもらい成功させたことが、大きな自信につながりました。まさに、自分自身の成長を感じられた瞬間ですね。

会長の仕事を間近で見て学んだことは、成功のために必要なスピード感と行動力。

グランプロクリニック銀座のイベントを成功させたことで、僕の中で何かが変わりました。以前に感じていた消化不良が少し解消されたのです。やり遂げたという達成感が満ち溢れ、自分が求めていた「やりがい」はこれだったのかという気持ちでした。最初の面接で会長は僕のモヤモヤの原因を見抜いていたのでしょうか。

経営企画室というのは会長直下の部署です。会長の仕事ぶりを間近で見て思うのは「スピード感と行動力」が半端じゃないということ。この2つが会社を急成長させた原動力なのでしょう。僕が仕事を任された時、完成度を100%に近づけてから会長にぶつけていました。すると会長から「遅い。60%でもいいから持ってこい」と叱られます。60%でスタートし、走りながら改善を繰り返してゴールを目指すのが会長。そしていち早く時代の風を読み、想像しながら行動すること。これがプロラボホールディングス流の成功術かもしれません。面接で経営に興味があると答えた僕に、背中で教えてくれているのだと思っています。

プロラボホールディングスの経営企画室から、グループ会社の新規部署立ち上げへ。

急成長中のプロラボホールディングスですから、次から次へと新しい事業が立ち上がります。商品事業や医療事業と並行して、プロラボファーム事業の立ち上げもまた経営企画室の仕事です。この他にもメディカルスパ事業やマシン事業、温活事業、飲食事業など、現在では10の事業が動いています。そこで、事業の最適化や成長を進めるため、業務を経営企画としてではなく、よりクリエイティブ領域に近いポジションで注力するため、グループ会社で事業創造部を立ち上げることになりました。

経営企画部は経営面と数字の管理。事業創造部では企画・制作や新事業の立ち上げという役割です。事業創造部はクリエイティブ領域を担うグループ会社「株式会社サンナレッジ」でのフィールドになります。

前職ではコピーライターとしてデザイナーとの協業など、クリエイティブに関連する業務経験もあったため、入社当初から週の半分を立ち上げ段階のサンナレッジに出向し、制作物のディレクションなどを担当していました。そして、このタイミングで、新しい部署である事業創造部を新設することになったのです。

これまで週の半分はプロラボ本社、半分はサンナレッジという状況でした。業務の連携という部分では中途半端になっていた面もあったため、安心感というか本腰を入れて働けるという思いが強かったのを覚えています。とはいえ、やることは本社勤務の時とあまり変わらず、むしろ会長直下ではなくなった分、より責任を感じました。だからこそ、会長の要望をくみ取り、チームで連携して進めなければならない場面も多くあります。以前はチームづくりが苦手でしたが、現在は部下もいますので、かつて会長が指導してくれたように、部下の可能性を広げられる上司でありたいですね。そして、いつか社会貢献できるような事業や会社を立ち上げたいと考えています。