プロラボ入社のきっかけは佐々木会長の一言
大学卒業後は広告会社に入社し、営業職として仕事をスタートしました。最初は順調で、工夫したことがすぐに結果として現れ、トップセールスを獲得するまでに長い時間はかかりませんでした。
とはいえ、社員が次々と辞めていく会社状況に不安を感じていたのです。それを友人に相談したところ「その会社って大丈夫?」と言われ、会社に対して疑問を持ってしまい転職を決めました。
転職活動ではピンとくる会社がほとんどありませんでした。そんな時に目に入ったのがとある会社のロゴでした。前職で営業している時に見て印象に残っていたプロラボのロゴだったのです。募集職種は営業事務だけでしたが、ノリで応募しました。選考は最終面接まで進み、そこで佐々木会長から「君は営業事務ではないよね?」と言われたんです。「落ちたのかな」と思いながらも、結局2時間ぐらい話しましたね。
その中で印象に残ったのが「100年つづく企業をつくりたい」という会長の言葉。私も一緒につくっていきたいと強く感じたのです。当時は募集していなかった営業職を用意してくれたこともあり、プロラボへの入社を決めました。
売上数字をつくることで企業の成長に貢献する
入社して実感したのは、営業という仕事が私に合っているということです。というのも、営業では数字が求められます。たとえば、ビジネスを存続するためには売上という数字をつくり続けることが必要です。その数字をつくるが営業の役割であるため、自分が結果を出してプロラボの成長に貢献できることは、やりがいになっています。
営業では、全国のサロンや理美容室などへ、プロラボ商品の導入に向けた提案・サポートを担当しています。売上を上げるため、試行錯誤の日々です。人と同じことをしていては圧倒的な売上をつくることはできませんからね。そこで私が工夫しているのは、たくさん商品を販売してくれるお客様を増やすこと。売上を伸ばすためには客単価・購入頻度・客数を上げるしかありません。しかし担当できるお客様には限界がある。だからこそ、店舗数や顧客を多く持っている企業をターゲットにすることを営業戦略の一つと考えています。
徹底的に考え抜いた提案がビッグビジネスに
特に印象に残っていることは、エステ協会主催の会合で出会ったエステグループへの提案です。全国に12店舗を構える有名企業であるため、すぐに取引することは難しかった。まずはプロラボ商品のサンプルや役立つ情報を提供し、関係性を築いていくことを心がけました。
その後、突然社長と会えるチャンスが訪れました。私はすぐにプロラボ会長である佐々木との会食をセッティングしました。私の営業だけでなく、トップ同士で話す場をつくることが突破口になるのではと考えたのです。
狙いは的中。お互いに意気投合したため、大きなビジネスになる予感がしましたね。とはいえ、一筋縄ではいきません。具体的な条件面などの調整だけでも数ヶ月かかってしまいました。それでも焦らず商品が売れ続けるための仕組みを考えつづける日々。
意気投合しただけで商品を仕入れてもらっても、売れつづけなければ全く意味がありません。そこで提案したのが、お客様のサロン全店舗での勉強会です。社員が商品の価値を伝え、売るためのスキルアップを目指しました。
勉強会では、社員の方々が「お客様になぜ伝えるのか」「どう伝えるのか」を真剣に考えて取り組んでいたのです。それを見て「これなら絶対に売れる!」と確信。結果として、サロンでの売上は同業他社と比較して桁違いに伸び、サロンの社員だけでなく、その先にいるお客様にも喜んでいただけました。
「100年つづく企業づくり」への一歩として
営業は商品を売ることだけが目的ではありません。プロラボ商品を通して、お客様であるサロンや理美容室などの先にいらっしゃる方々に喜んでいただくことが目的であり、それを達成することがお客様の成功なのです。
だから私は、「どうしたらお客様を圧倒的に成功させられるのか」を常に考えていますし、“考え抜き、実行すること”を大切にしています。お客様が喜んでくれることが私の喜びにもなります。今後はさらに数字にこだわっていきたいですね。その数字は売上はもちろん、喜んでいただいた方々の数ですし、私の自信にも繋がっているのです。きっとそれが「100年つづく企業づくり」の小さな一歩になると思っています。