ダメダメだった新入社員が広報リーダーに急成長できた理由とは?

今回インタビューするのは、広報宣伝グループで係長を務める齋藤さんです!

こんにちは、齋藤です。今日は広報としてプロラボの魅力をたくさん語りたいと思います。よろしくお願いします。

齋藤さんが係長を務める広報宣伝グループはどういった仕事をしているのでしょうか?

「しかるべき人たちにプロラボの事業・理念、商品・サービス情報を伝え発信していく」という広報業務がメインです。具体的にはプレスリリースの作成、記者会見、プレスセミナー開催、メディア担当者とのコミュニケーション、イベント企画・運営、販促品作成、取材対応など様々です。

「広報」というとやはり華やかなイメージがあります!

確かにプロラボの商品は著名人や芸能人、モデルの方々にも愛用していただいているので、イベント等はとても華やかな雰囲気です。商品のパッケージも高級感がありますし、「Paris Collection(パリコレ)にオフィシャルパートナーとして参加している」など聞けばキラキラとした雰囲気をイメージする方も多いと思います。ですが、仕事なので華やかな部分だけではなく、地味でコツコツした部分もとても多いのは言うまでもありません。

例えばどんなコツコツとした仕事がありますか?

最近では、2018年6月に行なったプロラボ含む4社が共同開発したネイルウェアのプレス発表会でしょうか。何度でも着け外しができる次世代のアイテムとして注目された商品であり、プロラボがプロデュースを担当したのですが、プレス発表会を自社だけで行うだけでも大変なのに、4社それぞれの意見や思いを汲み取って、まとめて、効果的に発信するというのはなかなか骨が折れました。

コミュニケーション力が試される場でもあるんですね。

メディア対応、会場手配、備品準備といった段取りも大事ですが、おっしゃる通りコミュニケーションの不和を生じさせず、全社が満足する場をつくるというのがチャレンジングな部分でしたね。細かく連絡を取り合い、時には会長にフォローしていただきながら進めていきました。

水面下での調整や地道な作業が華やかな舞台を支えているんですね。

その地道さが実って、ブランドの認知が上がったときが広報としてのやりがいになります。私がプロラボに新卒入社した2013年当時は今ほど認知度が高くなかったため、友人の誰もプロラボのことを知らず「その会社聞いたことないけど大丈夫?」「怪しいんじゃない?」と心配されることもありました。ですが、ここ数年は「プロラボの看板見たよ!」「プロラボの商品が芸能人のインスタで紹介されていたよ」といった身内や友人からの報告の声が増えてきているので、とても嬉しいですね。父親の知り合いの方もプロラボを知ってくださっていたみたいで、年代を問わず知名度が上がってきたのだと感じます。

広報担当にとっては非常に嬉しい報告ですね。齋藤さんは2013年に新卒入社したということですが、なぜプロラボに入社しようと思ったのでしょうか?

短大に通いながら就職活動をしていたのですが、どんな企業が向いているか全く分からなかったので、ひとまず「美容」と「食品」という軸で絞り、見つけのがプロラボです。

「美容」と「食品」を軸にしたのはなぜでしょう?

私は短大に入学する前は、資生堂ランニングクラブに所属する陸上の実業団選手だったんです。資生堂という化粧品業界で圧倒的なシェアを誇る企業にいたので「美容」にはもちろん興味がありました。「食品」については、選手時代に食事管理を相当徹底する環境にいたので自然と関心が高まったのだと思います。特殊な世界にいたので、それらの経験が少しでも役立てば良いと思ってプロラボを選びました。

そうだったんですね!実際に入社してみていかがでしたか?

正直、会社にかなり迷惑をかける社員だったと思います。というのも私は小学生のときに陸上を始めて以来、走ることにひたすらエネルギーを注いできたので、入社当時は常識も無く、パソコンも全然使えず、まったく仕事のできない社員だったんです。

そんなにできない社員だったんですか?

同期の中で一番ものを知らないし、覚えも悪くて。自分で言うのもなんですが、もっとも伸び代があったと思います(笑)講習会の事務作業や備品準備といった比較的簡単な仕事から始めたのですが、「講習会参加者のリストをExcelで作成して」と指示されても、「どうやって罫線を引くんだろう?」くらいのレベルで…。雑務を任されても効率が非常に悪く、毎日丸一日かけて事務作業に必死に取り組んでいました。

若くして係長を任されている今の斎藤さんからは全く想像がつかないです。

相当ポンコツで、高野さんという先輩女性社員に大変お世話になりました。高野さんは、私の負けず嫌いな性格をよく分かっていて「そんなんじゃ仕事とられちゃうよ?」とハッパをかけてくれるんです。根気強く社会人としての基礎を叩き込んでくれた高野さんのおかげで、本当に徐々にですが、成長していったと思います。

先輩社員の存在が成長の理由なんですね。

あとは、仕事を任せてもらったことで成長することができました。

仕事を任せてもらう?

入社して1年弱のときに基幹システムの立ち上げという大きなプロジェクトを任せていただいたんです。新入社員の、しかもあの私に企業の活動に必要不可欠な業務システムの改善を任せるなんて…プロラボの懐の広さを感じます(笑)

それだけ期待されていたんですね。

それは分かりませんが、このプロジェクトにかなり鍛えてもらったのは事実です。いま振り返るともっと効率的に進められた箇所はいくつもあり、反省点を挙げればキリがありませんが、自分の頭で考えて試行錯誤を繰り返し、何とか達成するという貴重な体験を早いうちに経験できたことがいまの私の揺るぎない土台になっています。情熱とやる気があれば挑戦させてくれるプロラボの環境は、成長したい人にとってはとても良いチャンスだと思います。

なるほど。他にも齋藤さんが実感するプロラボの魅力はありますか?

たくさんありますが、なかでも「仕事のスキルを磨くこと以上に人格(考え方)を磨くことに重点を置いていること」がプロラボの魅力の一つだと思います。例えば私が学んだのは会長の「全ては自分次第」という考え方です。

「自分次第」というと?

「自分次第」というのは、なにが起こっても自分の責任として引き取ることです。雨が降っても自分のせいと思えれば「傘を持って行こう」「濡れないように地下を通ろう」と対策を練ることができるように、環境や他者に依存せず自分を高めていく考え方を指します。

私が入社した当時はまだ規模が今ほど大きくなかったので、毎日全社員で朝礼と夕礼を行なっており、そこで会長から直接こうした仕事哲学や成功するための考え方を聞いていました。

仕事の進め方だけではなく、根底の考え方を学ぶことができるのは貴重ですね。

「考え方を学び、仕事で実践し、新たな学びを得ていくというプロセスを地道に繰り返す」ことで、ダメダメだった私でも社会人として大きく成長することができました。人格(考え方)を磨くことは成長において一見遠回りのように思えて、実は核となる部分だと思います。現在は係長という役職を任せていただいている以上、後輩に自分が学んだことをうまく伝えられるようになりたいと思っています。

人材育成が今後の課題の一つということですね。

後輩を2020年の7月までに一人前に育てるという約束をしており、ありがたいことに彼女は「齋藤さんのように若くして成功したい!」とやる気満々なので、頑張ってサポートしていきます。ほかにも、抱えている広報案件はたくさんありますし、広報宣伝グループの体制づくりや、SNSを活用した広報の勉強など取り組んでいきたいことも山ほどあります。焦らず一つひとつ着実に実現させていこうと思っています。

応援しています。齋藤さん、本日は貴重なお話をありがとございました!

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