今回インタビューするのは、海外事業企画室のハン・イケツさんです!
よろしくお願いします。みんなから「小籠包(ショウロンポウ)」と呼ばれているハンです。
「小籠包」ですか(笑)
上海出身なので。他にも「肉まん」とか、「ベイマックス」とか、白くて丸いものは大体わたしです。プロラボの面接でも佐々木会長から「痩せればすぐ採用なんだけどな〜。うちのイメージがな〜。デブじゃなかったらな〜(笑)」と何度も言われました(笑)
会長もハッキリ言いますね(笑)
でも、会長が気さくに話しかけてくれたおかげで緊張が吹き飛びました。美容食品の会社だからイケイケの超スタイリッシュな人が出てくるかと思ったら、面白くて優しい人だったので好印象でしたね。「中国に仕掛ける時期だから、入社のタイミングは最高だぞ」と言ってもらって。
佐々木会長(写真左)と一緒に仕事をした時の一枚
ハンさんの中国語スキルが生かせる環境ですね!
入社確定だなと思ったら、面接で役員の方から「痩せたらね」と言われたので、シェイプアップを約束したんです。プロラボの推奨するファスティングを入社半年間で3回やって、10数キロ落ちたんですよ!・・・まあ、今は入社時の体重まで戻ってるんですけど。
実際にサービスに効果があることは体験できたんですね(笑)
そうです!中国人は結果を重視するので、「僕も体験したので自信があります!」とお勧めしています。「プロラボ社員を引き立てるためにこの体型なんです。犠牲精神です」と言うとウケます。
素晴らしい精神ですね(笑)ハンさんはどんなお仕事をされているんですか?
マーケットの新規開拓、一般貿易、越境EC事業から実際にエステサロンなどでの商品セミナーでの通訳などです。海外事業企画室は現在5名の少数精鋭で、新しい部署なので、仕事が多岐にわたります。
今かなり熱い部署なんですよね!
会社としても海外進出はかなり力を入れています。プロラボが毎年参加するビューティワールド ジャパン※1でも、例年海外からのお問い合わせも増えています。2016年のビューティーワールド ジャパンでは、中国に300店舗を展開する大手エステティックサロンから声をかけていただき、今も一緒に仕事をしています。
※1 ビューティーワールド ジャパン・・・エステ・一般化粧品、ネイル、美容機器、ヘア、スパ等ビューティに関する最新の製品、サービス、情報、技術が国内外から一堂に集う日本最大の総合ビューティ見本市。1998年に東京で初開催を迎えて以来、ビューティビジネスには欠かせない業界のキーイベントとして高い注目を集めている。
実際に中国に行ったりするんですか?
はい、インストラクターの新屋と一緒に、酵素栄養学について現地の栄養チーム向けの講座を開催しにいきます。最初は文化の違いのため、私たちの話が全く受け入れてもらえずに苦労しました。
日本と中国の文化の違いですか?
私たちがお勧めする栄養学と、中国に古くから存在する栄養学の内容が異なる場合があるんです。例えば、日本では朝食を野菜や果物など軽めにすることが一般に受け入れられていますが、中国では朝はしっかり食べる習慣があります。「ファスティングでは朝ごはんを食べないんですよ」と伝えると、「朝ごはんを食べないとお母さんに殺される!」と猛反発をくらいました。常識だと信じて疑わない考えを覆すのは簡単ではありません。「商品を売り込むための嘘でしょ」と誤解されることもあり、資料を作り込んで一生懸命説明しても伝わらない難しさが辛かったです。
文化の違いによる摩擦をどうやって打開していったのでしょうか?
やはり実際に商品を体験してもらうことです。サービスを使ってもらえれば効果を証明できる自信があります。何度も説明を繰り返し、何とか現地の人に試してもらうことができました。すると嬉しいことに、効果を納得した体験者の人が私たち側について一緒に説明してくれるんです。私たちが紹介した栄養学を、現地の人が店舗のスタッフに教えている場面を見たときはやりがいを感じました。
サービスに自信があるから諦めずに伝え続けることができるんですね。
海外のお客様と栄養学を通して理解し合い、ビジネスを進めていくのが凄く面白いです。回を重ねるごとに、新屋と行う講習会の質もドンドン上がっていったんです。
講習会の質ですか?
新屋の日本語の説明を私が中国語に同時通訳するのですが、最初は呼吸が合っていなかったのか、ジョークが全くウケなかったんです。ですが2人のコンビネーションが良くなるにつれて、反響も増えました。以前行った講習会では、スライドにいきなり私が串焼きを食べている写真が映し出されてビックリしました。新屋が私に隠れて撮った写真で、とても笑いがとれたので良かったです(笑)
良いコンビですね!会社の雰囲気も良いのでしょうか?
平均年齢が約28歳と若いので、やる気に溢れた社風です。手を挙げれば任せてもらえる環境が好きですね。
ハンさんが手を挙げたことってありますか?
越境EC※2への挑戦です。中国は原材料に対する規制が厳しく、「ごぼう」や「ゆりね」など中国で漢方として認識されている食材は食品ではなく、医薬品として捉えられてしまいます。すると、一般貿易では現地に届くまで時間が余分にかかるというコストが発生します。それを防ぐため、ネットを利用した販売方法に挑戦することにしました。
※2 越境EC・・・インターネットを使った通信販売。自国内向け(母国語)のサイトではなく、外国語のサイトを設け、積極的に海外の消費者に販売する形態。
どういうことでしょう?
私たちの商品は、サロン専売品として対面カウンセリングしないと購入できない製品です。それですと一般貿易になりコストがかかるため、エンドユーザー向けに商品を開発し、そのラインナップを越境ECで販売することを会社に提案したんです。今までのルールを変えることになるので社内では反発の声もあったのですが、佐々木会長が「挑戦しなければ得られるものが無い」と後押しをしてくれたんです。おかげで今では中国のAmazonとも言われる「アリババ」というECサイトに出店し、認知度も上がっています。
おお、挑戦が成功に繋がったんですね!
中国では多くの人がオンラインでのショッピングを利用しているため、伸び代はまだまだあります。ECサイト上で反響の良いバナー作成に試行錯誤したり、出店の方法を色々変えたりして、売り上げを作れるよう努力している最中です。
中国でのEC事業はまさに「これから!」という未来生のある分野なんですね。
日本と同様に、中国は超高齢化社会となっています。夫婦が上の世代を多数扶養しないといけない時代が既にきています。だからこそ「健康寿命」という話がこれからどんどん注目される。それは健康寿命の延伸を目指すプロラボの絶好の活躍のチャンスです。私たちは健康食品一本でやってきたプライドがあるし、本当に良いもの、結果が出る商品を揃えています。プロラボが世界の健康寿命延伸の窓口になれるよう、頑張っていきたいんです。
ハンさんの熱い思いが伝わってきます!
海外事業企画室はとても勢いがある部署です。スタートしたばかりなので、あらゆる業務に携わることができ、忙しいですがやりがいがあります。チャレンジしたい人にとっては、タイミングも環境もバッチリなんじゃないかと思うので、おすすめですよ。
それに、ここだけの話、出張すると現地のお客様にお勧めスポットを案内していただけるのが楽しいです(笑)それも海外事業企画室の魅力かもしれません。
楽しそう!ハンさんと一緒に働きたいです。ハンさん、今日は貴重はお話をありがとうございました!